床の間のしつらい 盆果:奉書、紅白鏡餅/台:三方/花:松、千両、破魔矢、柳/掛物:軸「宝珠」 掛け軸の横手にはたっぷりとしだれ柳をしつらいました。水分を多く含む柳は、火防せを託した飾りであると同時に「屋内喜(やなぎ)」に音が通じ、家内安全の喜びを表します。柳の途中に輪の形をつくるのは、天と私たちの和合を願う心の形です。
【正月の室礼の頁】 鏡餅と祝いの四品 吉運を願う 初夢 新春の盛り物 床の間の室礼