十日夜
旧暦10月10日に行われる稲の刈り上げ祝い(収穫祝い)のこと。 主に西日本で行われる「亥の子」祝いに対して関東地方の北部・西部から甲信越地方にかけて多く見られます。 この日、田の神が山に帰るとする所が多く、餅を搗き、案山子上げを行って田の神を祀ったり、また月に供物をしたり、大根畑に入ることを禁じる大根の年取りを行う所もあります。 亥の子と同じく、子供達が藁鉄砲で地面をたたきながら歩きます。十日の夜にこれらのことを行うことからトオカンヤといわれています。