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冬至の風習


「冬至冬なか冬始め」
暦の上では冬の最中でしばらくすると春に向かいますが、実際は寒さが厳しくなることからこう表現されています。
冬至は一年中でもっとも昼が短くなる日。この日に南瓜や蒟蒻を食したり、柚子湯に入る風習が古くから残されています。冬至南瓜、冬至粥、冬至蒟蒻など冬至特有の食べ物は地域によって差はありますが、その中に「冬至の七種」といわれるものがあります。

冬至の七種
南瓜(なんきん)、にんじん、きんかん、れんこん、ぎんなん、かんてん、うんどん(うどん)

「ん」が2つつくこれらを食すと病気にかからず、来る年も健やかに過ごせるという言い伝えです。うどんは運・鈍・根に通じ、出世するのだとか。
冬至の七種、小豆粥、柚子湯…
冬至の習慣には体を温め栄養を補いながら寒さを乗り切り、新年を健やかに迎えようとする昔の人の知恵が沢山つまっています。

 

 

雛祭り
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