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ほおずき(鬼灯)


初秋の風物詩、ほおずき。
東南アジアが原産で主に観賞用や食用として栽培されていますが、野生のものもあります。
ほおずきは漢字で「酸漿」のほかに「鬼灯」とも表され、「鬼灯」は中国語で小さな赤い提灯を意味します。別名を「灯籠草」(とうろうそう)ともいい、お盆の室礼でもよく用いられ、ほおずきの赤い色を燭に見立てたりします。

ほおずきの名前の由来には諸説があります。実を口で鳴らして遊ぶ様子から「頬突き」がホオズキに転じた説、茎に方言でホオと呼ばれるカメムシの類がよくつくことからほおずきと呼ばれるようになったという説があります。

毎年七月上旬に開かれる東京浅草の浅草寺のほおずき市がよく知られており、多くの人で賑わいます。江戸時代から続くこの市はもとは旧暦のお盆に先立つ旧暦七月に開かれていました。

 

 
雛祭り
 
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