嘉祥菓子
5月のお稽古 嘉祥菓子
嘉祥とはめでたい印の意。起源は諸説ありますが陰暦6月16日に16個の菓子や餅を神に供えてから食し、
疫病にかからないようにと祈願する厄祓いの意味があったようです。
その後、様々な時代を経て現代ではこの日を「和菓子の日」と称し、
五常、
すなわち「心・義・礼・智・信」を表す五色の嘉祥饅頭が店先に並びます。
また3枚目の画像にある「水無月」と呼ばれる三角の和菓子は鱗文と小豆を用いて厄除けを願う心を形にしたものです。
一年のちょうど前半が終わる6月30日にあと半年の無病息災を願って、厄除けのお菓子「水無月」を頂き、
神社の茅の輪をくぐり「夏越しの祓い」にお出かけになってはいかがでしょう。
注:画像にある和菓子は時節柄、ビニールをかけております。ご了承下さいませ。