HOME > 室礼教室 > 教室風景 > 2016年6月基礎科
五節句の一つ、七夕。中国の星祭伝説、乞巧奠の行事、日本古来の棚機つ女の伝承、 夏の収穫を祝う祭など様々な由来があります。
女性のたしなみと考えられていた技芸の上達を願った行事の乞巧奠にちなんだ室礼。 針仕事の上達を「七本の針」に、芸事全般の上達を「琴柱」に、それぞれ託しています。 赤い糸は「赤心(いつわりない清らかな心)」を表しています。
「鹿の巻筆」と短冊。古の七夕にちなみ、梶の葉を添えて文字や学芸の向上などを願います。