2015年12月基礎科 お正月
12月16日からの基礎科教室ではお正月の室礼を学びました。
お正月とは年神さまを迎えて、昨年の実りと平穏に感謝し、新しい年の豊穣と平安を祈念する行事です。
実際にその姿が目に見えるわけではない年神さまをお迎えする為、かつて日本各地で興味深い風習があったそうで、
そんな昔を紐解くのも良い機会になるかもしれません。

お正月の「室礼」の中心は、やはり鏡餅です。
鏡餅は古より神さまの宿るところであり、神社ではご神体として祭るものです。
餅には稲の霊が宿っているとされ、食べると生命力が与えられる「ハレの日」の食べ物でもあるのです。