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9月16日からの基礎科教室ではお月見の室礼を学びました。
お月見の主役と言えばお団子。 お月見には旧暦の八月十五日の十五夜と、旧暦の九月十三日の十三夜があり、 十五夜のお団子は「十五」にちなんで十五個、もしくは五個用意します。
先人たちは月の満ち欠けで月日を知り、農耕作業の目安としてきました。 月は命を営むために不可欠な存在であり、かつての日本人は月へ畏敬の念を抱いていました。 お月見は、月を愛でる楽しみはもとより収穫の感謝を捧げる儀式でもあったのです。