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8月19日からの基礎科教室では重陽の節供の室礼を学びました。
中国では菊の香りを移した菊酒を飲んで、邪気を祓い長寿を願ったそうで、 そのため、 重陽は「菊の節供」とも呼ばれ、9月9日は古代中国では重日思想により大変良い日と考えられている。
日本では平安時代に宮中行事として定着し、貴族たちの間では「菊の被綿」という行事が盛んに行われました。 これは前日、菊の花に綿を被せておき、9月9日早朝に花の香りと夜露の染み込んだ綿を顔に当てて 永遠の若さを願ったものです。