七十二候表 <夏>

 

季節 気節 節気 大衍暦・宣明暦
(682〜1684)
貞享暦
(1685)
宝暦暦・寛政暦 略本暦(明治) 現代
(暦の会編集)
初夏 四月節 立夏
ろうこくなく
鵑始鳴
ほととぎすはじめてなく
蛙始鳴
かえるはじめてなく
蛙始鳴
かわずはじめてなく
蛙始めて鳴く
蚯蚓出
きゅういんいず
蚯蚓出
みみずいず
蚯蚓出
きゅういんいずる
蚯蚓出
みみずいずる
みみず出ずる
王瓜生
おうかしょうず
竹笋生
ちくじゅんしょうず
竹笋生
ちくかんしょうず
竹笋生
たけのこしょうず
たけのこ生ず
四月中 小満 苦菜秀
くさいひいず
蚕起食桑
かいこおきてくわをくらう
蚕起食桑
かいこおこってくわをくらう
蚕起食桑
かいこおきてくわをはむ
蚕起きて桑を食う
靡草死
びそうかる
紅花栄
こうかさかう
紅花栄
こうかさかう
紅花栄
べにばなさかう
紅花栄う
小暑至
しょうしょいたる
麦秋至
ばくしゅういたる
麦秋至
ばくしゅういたる
麦秋至
むぎのときいたる
麦秋至
仲夏 五月節 芒種 螳螂生
とうろうしょうず
螳螂生
とうろうしょうず
螳螂生
とうろうしょうず
螳螂生
かまきりしょうず
カマキリ生ず
鵙始鳴
もずはじめてなく
腐草為蛍
ふそうほたるとなる
腐草為蛍
ふそうほたるとなる
腐草為蛍
くされたるくさほたるとなる
腐草蛍となる
反舌無声
はんぜつこえなし
梅始黄
うめはじめてきなり
梅子黄
うめのみきなり
梅子黄
うめのみきばむ
梅の実黄ばむ
五月中 夏至 鹿角解
しかつのおつ
乃東枯
だいとうかるる
乃東枯
ないとうかるる
乃東枯
なつくさかるる
乃東(薬草)枯る
蜩始鳴
せみはじめてなく
分竜雨
ぶんりゅううす
菖蒲華
しょうぶはなさく
菖蒲華
あやめはなさく
菖蒲花咲く
半夏生
はんげしょうず
半夏生
はんげしょうず
半夏生
はんげしょうず
半夏生
はんげしょうず
半夏(薬草)生ず
晩夏 六月節 小暑 温風至
うんぷういたる
温風至
おんぷういたる
温風至
おんぷういたる
温風至
あつかぜいたる
温風至る
蟋蟀居壁
しつしゅつかべにおる
蓮始華
はすはじめてはなさく
蓮始華
はすはじめてはなさく
蓮始開
はすはじめてひらく
蓮始めて開く
鷹乃学習
たかすなわちがくしゅうす
鷹乃学習
たかすなわちがくしゅうす
鷹乃学習
たかすなわちがくしゅうす
鷹乃学習
たかすなわちがくしゅうす
鷹技を習う
六月中 大暑 腐草為蛍
ふそうほたるとなる
桐始結花
きりはじめてはなをむすぶ
桐始結花
きりはじめてはなをむすぶ
桐始結花
きりはじめてはなをむすぶ
桐始めて花を結ぶ
土潤溽暑
つちうるおいてあつし
土潤溽暑
つちうるおいてじょくしょす
土潤溽暑
つちうるおいてじょくしょす
土潤溽暑
つちうるおいてむしあつし
土潤ってむし暑し
大雨時行
たいうときにゆく
大雨時行
たいうときにゆく
大雨時行
たいうときどきおこなう
大雨時行
たいうときどきふる
大雨時々降る
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