七十二候表 <春>

 

季節 気節 節気 大衍暦・宣明暦
(682〜1684)
貞享暦 宝暦暦・寛政暦 略本暦(明治) 現代
(暦の会編集)
初春 正月節 立春 東風解凍
とうふうこおりをとく
東風解凍
とうふうこおりをとく
東風解凍
とうふうこおりをとく
東風解凍
はるかぜこおりをとく
東風凍を解く
蟄虫始振
ちっちゅうはじめてふるう
梅花乃芳
うめのはなかんばし

こうおうけんかんす

こうおうけんかんす
うぐいす鳴く
魚上氷
うおこおりをのぼる
魚上氷
うおこおりにのぼる
魚上氷
うおこおりにのぼる
魚上氷
うおこおりをいずる
魚氷にあがる
正月中 雨水 獺祭魚
たつうおをまつる
土脈潤起
どうみゃくうるおいおこる
土脈潤起
どうみゃくうるおいおこる
土脉潤起
つちのしょううるおいおこる
土が潤い起る
鴻雁来
こうがんきたる
霞彩碧空
かすみへきくうをいろどる
霞始靆
かすみはじめてたなびく
霞始靆
かすみはじめてたなびく
霞始めてたなびく
草木萌動
そうもくほうどうす
草木萌動
そうもくもえうごく
草木萌動
そうもくきざしうごく
草木萌動
そうもくめばえいずる
草木萌え動く
仲春 二月節 啓蟄 桃始華
ももはじめてはなさく
蟄虫啓戸
かくれたるむしとをひらく
蟄虫啓戸
ちっちゅうこをひらく
蟄虫啓戸
すごもりむしとをひらく
巣籠りの虫戸を開く
倉庚鳴
そうこうなく
寒雨間熟
かんうしばしあつし
桃始笑
ももはじめてわらう
桃始笑
ももはじめてさく
桃始めて咲く
鷹化為鳩
たかけしてはととなる
菜虫化蝶
なむしちょうとけす
菜虫化蝶
なむしちょうとけす
菜虫化蝶
なむしちょうとなる
菜虫蝶と化す
二月中 春分 玄鳥至
げんちょういたる
雀始巣
すずめはじめてすくう
雀始巣
すずめはじめてすくう
雀始巣
すずめはじめてすくう
雀始めて巣くう
雷乃発声
かみなりすなわちこえをはっす
雷乃発声
かみなりすなわちこえをはっす
桜始開
さくらはじめてひらく
桜始開
さくらはじめてひらく
桜始めて開く
始電
はじめていなびかりす
桜始開桃始笑
さくらはじめてひらきももはじめてわらう
雷乃発声
かみなりすなわちこえをはっす
雷乃発声
かみなりすなわちこえをはっす
雷声を出す
晩春 三月節 清明 桐始華
きりはじめてはなさく
玄鳥至
つばめいたる
玄鳥至
げんちょういたる
玄鳥至
つばめきたる
つばめ来る
田鼠化為鶉
でんそけしてうずらとなる
鴻雁北
かりきたす
鴻雁北
こうがんきたす
鴻雁北
こうがんかえる
雁水へ帰る
虹始見
にじはじめてあらわる
虹始見
にじはじめてあらわる
虹始見
にじはじめてあらわる
虹始見
にじはじめてあらわる
虹始めて見る
三月中 穀雨 萍始生
うきくさはじめてしょうず
葭始生
よしはじめてしょうず
葭始生
よしはじめてしょうず
葭始生
あしはじめてしょうず
葭始めて生ず
鳴鳩払其羽
めいきゅうそのはねをはらう
牡丹華
ぼたんはなさく
霜止出苗
しもやんでなえいず
霜止出苗
しもやみてなえいずる
霜止み苗生ず
戴勝降于桑
たいしょうくわにくだる
霜止出苗
しもやみなえをいず
牡丹華
ぼたんはなさく
牡丹華
ぼたんはなさく
牡丹花咲く
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